驚きました。

先日、嗜好用の大麻がカナダで合法化されました。

これはウルグアイに続く世界で2カ国目の例だそうです。それよりも、初めて主要国で合法化が認められたというのが大きな話題になりました。

 

日本人の感覚からしたら信じられないことでしょう。

日本で大麻は成長に害を及ぼす”違法薬物”の類いとして教育されています。

 

大麻の合法化が示すのは、大麻が身体に害があるものではない、ということが認められたわけではありません。もちろん、タバコやアルコール同様、成長に害を及ぼす懸念があるとして、使用に年齢制限もあります。

 

合法化されたということは、国が大麻産業を認めたということでしょう。

簡単に言えば、大麻を禁制から管理に変わりました。そのため、国は大麻から税収を得ることになります。タバコや酒と同様ですね。このような嗜好品から得られる収入は少なくないです。

管理の体制が整えば、これからも大麻の合法化する国や地域は増えるはずです。

 

僕がいたニューヨークでは、まだ大麻は認められていません。しかし、大学在学当時、寮のルームメイトが、仲間内でマリファナを吸う集まりがあって、よくその臭いが部屋に充満してました。慣れ親しんでないためか、なかなかいい香りとは言いづらいです。まさしく、青臭い葉が燃えてるような臭いです。

残念ですが、大麻を吸っていた仲間内は学校には行かなくなり、見た目もやつれて、グレて、学校を去る人もいました。おそらく、大麻の副作用の何かが原因で身体的にも精神的にも落ちぶれてしまった結果だとは思うのですが…

まだ嗜好用の大麻のうまい使い方ってのがよく知りません。

 

日本でも大麻の臭いが臭ったらわかります。物騒なところは避けて生活しているので、ほとんど遭遇することはありませんが、やはり治安の悪い地域ではたまに臭います。

 

日本での合法化はしばらく先でしょうね。

日本人の感覚では同じ禁止の地域でも、流通量が違いますから、意外と日常に溢れていることに驚きます。

 

数年前、某元女優の政治家が大麻の合法化を訴えてましたね。

ですが、取り締まりがまだまだ厳しい日本では、有権者の賛同を得るどころか、警察に捕まっていました。

 

ですが、最初にも申し上げた通り、G7の1カ国であるカナダが合法化をしたという事実は、少なからず日本にも今後影響は出てくるはずです。

もし日本でも認められて、2世代先くらい先、僕らの孫あたりは、もしかしたら、就職先が大麻関係の企業、だったりするかもしれませんね。